スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.-- | スポンサー広告

Ape100→115ccボアアップ(組み付け編)






まず、ノーマルのシリンダーから外したカムチェーンテンショナーを
ヨシムラのシリンダーに組み付けます。



シリンダー側の穴の形状がちょっと狭いことがあるようで、テンショナーを
奥まで入れるのに少し力が必要です。削ったりはせずに押し込みました。
固定する位置は、ノーマルのときのネジ跡が付いているので、そのあたりを
目安に軽くとめておきます。



左が取り外したノーマルのピストン、右がヨシムラ 115ccのピストン。
かなり厚みが違いますね。



新しいピストンに、ピストンリングを組み付けます。
ヨシムラのピストンはノーマルと同じリング数です。3段の溝と、
トップリング、セカンドリング、オイルリングです。

まず、事前にピストンの溝やリング類に新品のエンジンオイルを塗布して
おきます。遠慮なくたっぷり塗ります。

リングをはめる順序は、下側からの方がやりやすかったです。
それぞれのリングには、上下の向きがあるので説明書に従います。
それぞれリングの切れ目の方向が重ならないように、それぞれ
120度ずつ回転させた向きで入れます。
大切なピストンに傷をつけないように焦らず慎重に…

まずはオイルリング(写真の一番下)から。オイルリングは、ギザギザの
リングと、それを挟むように薄いリングの3枚からなります。

ここは人によってやりやすさが違うかもしれないけど、自分は、
ギザギザのリングから先に入れた方がやりやすかったです。
リングの切れ目の部分のギザギザが上側で終わるような向きで入れます。
継ぎ目は重ねないようにしないといけません。

次にギザギザのリングを挟むように薄いリングを入れます。
上下の向きは、切れ目の部分をピッタリ合わせた状態で、リングを
両側から指で挟んで押すと、切れ目の部分が上か下のどちらかに盛り上がります。
盛り上がった側をギザギザのリング側にします。

次いで、中段のセカンドリング。RNの刻印がある方を上側に。
最後にトップリングを上段に。Rの刻印がある方を上にします。

ピストンリングをはめたら、改めて向きを確認します。
全てのリングの切れ目を上から見て120度ずつ回転した位置に
なるように調整します。

ピストン全体、ピストンの穴、ピストンピンなど全体にオイルを塗ります。
片方だけクリップを付けます。クリップはキットに付属しています。



ピストンの向きは「EX→」の刻印を排気側(エンジン前方)にします。
ピストンピンもキット付属のものを使い、ピストンとコンロッドに
通し、向きに間違いが無ければクリップを入れます。



キット付属のガスケットを入れます。上用と下用は大きさ、形が違うので
間違わないようします。ガスケットにはオイルを塗っておきます。
ノックピン2本を差し込んでおくのを忘れずにと。

カムチェーンテンショナーを付けた新しいシリンダー、内側には
たっぷりオイルを塗っておき、上から差し込みます。

ピストンをシリンダーに収めるときは、手でピストンリングを
押さえながらシリンダーを下げていきます。ひとりでやるのは結構難しい
ですね。ピストンやシリンダーに絶対に傷を付けないように慎重に
ゆっくりやるのがポイント。

コツはリングを左右から押さえながら、なるべくリングの切れ目じゃない側を
少し傾けた状態でシリンダーに押し込みます。そこから両側を爪で押しながら
切れ目の方へ押し込んで行きます。このとき、上からシリンダーを
押さえる力を少し強めにします。うまく行けばあるところでスポッと
入ります。



入りました。カムチェーンガイドを差し込みます。
そして、ここでもノックピン2本とガスケットを載せます。
シリンダーヘッドをかぶせ、カムシャフトなどを組み付けます。



左上がノーマルのカムシャフト、右下がヨシムラ ST-1。

カムシャフトを載せます。カム山が下側になるように置きます。
カムホルダーを固定する前に、タペットのアジャスタロックナットと
アジャスタを緩ませておきます。ヨシムラのカムはちょっと太いので
そのままだとタペットが押された状態になります。なので一度緩ませます。

ノックピン、カムホルダーを載せ、ナットでとめます。

ノーマルのカムスプロケットを持ってきて、向きを合わせます。



カム山は下向きの状態で、カムスプロケの○印が上にくるようにします。



このとき、フライホイールの Tマークと、ケースの▼の突起が一致
するような位置で、スプロケにカムチェーンをかけます。

また、上の写真のように見て左側に銀色のボルト、右側に黒っぽいボルトを
使うようにしてスプロケを固定します。(ボルトの材質・強度に違いがあり
決まっているそうです)

カムチェーンテンショナのアジャスタを付けて軽く固定します。
シリンダーヘッド固定ボルトを締めます。
カムホルダーを乗せてのナットを締めます。



タペットクリアランスを調整します。
アジャスタのナットを緩め、マイナスドライバでアジャスタも緩めます。



シックネスゲージの 0.1mmを挿し込み、アジャスタを軽く締めていきます。
本当に軽く。シックネスゲージにネジが当たった感じがしたら
アジャスタのロックナットを軽く締めてみます。
シックネスゲージを抜き差しして、僅かに手ごたえがある程度なら
ロックナットを締めて、アジャスタを固定します。
ヨシムラの規定は 0.09mm~0.11mmです。



カムチェーンアジャスタを調整します(基本位置は、アジャスタに
付いている小さな突起が右側に来る位置)

ヘッドカバーを付ける前に、カムシャフトやタペット、カムシャフトの土台の
真ん中にあるくぼみのオイル溜めに、たっぷりと新品のエンジンオイルを
かけておきます。

この状態でスパークプラグを外し、フライホイールを手で回してみます。
途中で引っかかったり、異音がしないか確認します。問題無ければ
ヘッドカバーを付けてエンジンのシリンダー部の組み立ては完了です。



降ろした時の逆順にエンジンを乗っけます。
サイドスタンドを外し、車体をジャッキで支えます。

エンジンを持ち上げて(笑)、後方下側のエンジン固定ボルトを
通します。出来ればそのままがんばって上側のカラーとボルトも
通します。そうすれば、とりあえず手を離してもエンジンは落ちません。

スタンドを取り付けて、前側のエンジンマウントも付けます。

ドライブスプロケとチェーンを付け、Lクランクケースガスケットを
入れて、カバーを付けます。配線・コネクタ類を接続して、
キックペダル、クラッチケーブルを付けます。

ここまででボアアップの作業は終了です。

引き続き吸気系の組み付けの作業になります。


このまま吸気系をノーマルのままで始動する場合、キャブレターと
エアクリーナー、マフラー、タンク等を元に戻します。

始動する前に、まずエンジンオイルを入れ、シリンダーなどへの
負担を減らすために、一旦スパークプラグを外します。
その状態でしばらくオイルが回るまで、キックペダルを何度も
手でゆっくり押してエンジンを回します。

プラグを締めて、再びゆっくりキックペダルを下ろしてみます。
圧縮漏れやオイル漏れなどがないのを確認したら始動します。
5分程度アイドリング状態にし、あまり吹かさないようにします。

アイドリングのまま、オイルの圧力を確認します。
スパークプラグの左上にあるボルトの下にウエスなどをあてながら
ゆっくり緩めます。緩めたところからオイルがにじみ出てきたら、
オイルの圧力はOKです。ボルトを締め、オイルはウエスで
拭き取ります。

シリンダーとピストンが新品になっているので、慣らしが必要ですね。

それから、圧縮が高くなっているので、キックが重くなります。
これが結構重くなるんです。ヨメが早速ケッチンくらって、ふくらはぎに
どす黒い打撲を作ってました(^^;;;


しかし何と言ってもガスケット剥がしが大変でしたw
これは正直あまりやりたくないですね…
それ以外は部品点数もボルトも少なくて楽なんですがねぇ。

テーマ:カスタム - ジャンル:車・バイク

2008.06.20 | エンジン

«PREV  | TOP |  NEXT»


ブログ村

現在の仕様(エイプ)

ヨシムラ サイクロン機械曲げTC
ヨシムラ 115ccボアアップKIT
ヨシムラ ST-1カムシャフト
ヨシムラ TM-MJN24キャブ
ヨシムラ ハイスロ
BMC エアフィルター
NGK イリジウムIXプラグ
NGK パワーケーブル
KITACO スーパーIGコイル
KITACO Φ60 ELスピードメーター
KITACO リアキャリア
KITACO ビッグフュエルタンク
武川 コンビネーションスイッチ
武川 ヘッドライトライトケース
武川 メインキー移動ステー
武川 Fスプロケ 17T
武川 バッテリーKIT
武川 ハイパーCDI
武川 強化オイルポンプ
武川 Fブレーキキャリパー
武川 220mmディスクローター
武川 コネクティングチューブ
RK GS420MRU ゴールドチェーン
ACTIVE オイルクーラーKIT
(Setrab製コア4.5inch10段+EARL'Sメッシュホース)
POSH マッドガード
SWAGE-LINE ブレーキホース
DAYTONA オイルフィラーキャップ
DAYTONA Fディスクハブ
DAYTONA NISSINマスター1/2inch
DAYTONA Cozyシート
DAYTONA Fフェンダーオフセット
DAYTONA アルミビレットリアサス
DAYTONA アルミホイール(F2.75, R4.0)
IRCタイヤ MB67(F110/90, R130/70)
TANAX ナポレオンAZミラーOptics
HURRICANE ウェイトバランサー
PMC ヘルメットホルダー
武川 ハイフローフィルター
BRD 高サバイバルバックステップ
オリジナル塗装:パールホワイト
セッティング:
MJ #102.5、PJ #25、クリップ3段目、AS 1・1/8回転戻し

ブログ内検索

オススメ

URL(リンクフリー)

RSSフィード リーダー用

QRコード

QR

お願い

カスタム・改造・メンテナンスなどを 行う場合、このブログの記事を参考に する、しないにかかわらず、作業中や 運転中の事故や怪我に充分注意し、 他人に迷惑をかけないよう、法律や法規、 モラルを守り、自己責任の下行うように お願い致します。

スポンサーリンク


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。